木造防音室の計画・設計に当たって重要なのは、使用するピアノ・ヴァイオリンなど楽器の音響上の特徴、建物構造の特性を十分に考慮することです。そして木造建物の工法を尊重し、弱点を補完しながら長所を生かす工夫がバランスのとれた音響・防音効果を生み出します。
木造住宅に限らず、固体伝播音(ピアノ、チェロ、コントラバスの重低音、リトミックの飛び跳ねる音など)を大幅に抑えることと、床鳴りを防振する対策は、薄い構造で構築するには防音技術が必要です。
防音対策に完全はありませんが、木造ならではの利点や相性の良い防音材及び建材を組み合わせて構築することがベストだと思います。
*下記の事例をご参照いただければ幸いです。
音漏れに対する恐怖心を払拭するため、24時間演奏可能な防音性能と多目的なアンサンブルができる音響性能を持った音楽室として構築しました。(ピアノ、ヴァイオリンなど)
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